会社が行政書士に依頼できる記帳代行について解説
会社では日々様々な金銭の出入りがあり、こうした金銭の動きは適切に会計処理を行う必要があります。
会計処理に当たっては帳簿等を作成する必要がありますが、こうした帳簿類への記帳については行政書士へ依頼することが可能です。
他方で、行政書士へどのような仕事を依頼できるのか分らないという方が多いのではないでしょうか。
そこで、本稿では会社が行政書士に依頼できる記帳代行について解説します。
記帳代行とは
記帳代行とは、本来個人事業主や会社が負っている記帳を行政書士が代わりに行うものです。
そして記帳とは、会社の各種帳簿を作成し、決算や確定申告の際に必要な損益計算書、貸借対照表等を作成する作業のことをいいます。
こうした記帳は、確定申告などの税務面での目的だけでなく、会社の業績を正しく把握する面や、資金調達をスムーズに行う上でも重要な意味を持つため、適切に記帳がなされることは非常に重要となります。
記帳代行の対象となる帳簿の主なものは以下の通りです。
①損益計算書
損益計算書とは、一言で言うと、会社の一会計期間における経営成績を示す決算書のことをいいます。
会社の経営成績を示すために、どのくらい収益があって、どういった費用がかかっており、結果としてどのくらい利益が出たのかを表す書類です。
英語の「Profit&Loss Statement」の頭文字を取ってP/Lと呼ばれることも多い文書です。
②貸借対照表
貸借対照表とは、一定時点における企業の資産状況を示す書類のことをいい、企業の保有資産と負債、純資産が表形式で示されたものとなっています。
決算に際して作成される決算書と呼ばれ財務諸表の一つとされており、貸借対照表を見ることで、企業の資金調達方法や財政状況が明らかになります。
なお、貸借対照表と損益計算書、キャッシュフロー計算書を総称して財務三表とも呼んでいます。
記帳代行を行政書士に依頼するメリット
記帳代行を行政書士に依頼することで、記帳業務に割いていた時間や労力を本業に回すことができるため、経営に専念でき、時間や労力のコスト削減を図ることができます。
また、専門家である行政書士が対応することで正確な内容の記帳を行う事も可能となるため、確定申告などの場面でスムーズに進むことも期待できます。
記帳代行はマミヤ行政書士事務所におまかせください
会社が作成する必要のある会計に関する帳簿類は様々なものがあり、それらを全てご自身で対応するのは困難です。
記帳代行をご検討の方や、帳簿類の作成でお悩みの方はマミヤ行政書士事務所へお気軽にご相談ください。